総合pちぇぶはよく食べる。
あっという間に自分の皿を平らげて、わしが食べ残して
いる皿と交換して食べてしまう。
食べ残す罪悪感を感じなくて済むから非常にありがたい。
まるでギャル曽根みたいに食うとからかうと、「よしりんは
ジジイだから、小食すぎてそう見えるだけ」と悪態をつく。
ちぇぶは悪態や暴言が得意だから、常に「おまえは~~~」
と叱ってしまい、つい「おまえ呼ばわり」をしてしまうが、
これはヒステリック・フェミから男尊女卑と非難されかねない
から、改めなければならない。
でも妻と秘書は「おまえ」と呼ぶのが慣習になっているから、
もう改めるのは無理だ。
わしの妻と外出すると、わしのことを全く振り返らずに
ズンズン歩いて、やがて後ろ姿が見えなくなるが、
ちぇぶは常にわしの横を歩いて、「そこに階段がある」、
「そこ手すりを持って」と、わしの足元に注意を払って
くれる。
わしは緑内障になって、足元が見えにくいから、階段が
苦手だ。踏み外して落ちてしまう恐れがある。
ちぇぶは老人介護が上手いのかもしれない。
秘書みなはオタクで社交性はないが、家に閉じこもって、
実直に仕事をやってくれる。
わしを外出させるような優しさはないが、掃除が好き
だから、介護は出来るかもしれない。
女の優しさは分からないものだ。
女の本当の優しさは老人への配慮で判明するのではないか?
まあ、今のわしの都合で考える優しさだが。